先週末はアンコール補習授業校の二学期終業式でした。
3人揃った授業もこの日が最後。
この登りやすいマンゴーの木は、
先週末はアンコール補習授業校の二学期終業式でした。
先日、補習校のオープンデイを開催させていただきました。
補習校授業の見学・体験参加が出来る日です。
補習校運営メンバーから、お子さんがいるご家庭に案内を送り、そのまたお知り合いに伝えていただき…そして当日集まったのは、全員、幼稚部の年齢のちびっ子ちゃん達でした。
今回は10月後半でハローウィンが近かったので、それに因んだ工作をしました。
ゆっくりゆっくりハサミで切って。
お母さんに手伝ってもらったり。
だんだん仕上がりの形が分かってくると、がんばるがんばる。
ジャックオーランタンの出来上がり!
いろいろなカボチャの顔になりました。
最後に、ストローの先にカボチャの折り紙を付けて、カボチャ・ステッキも。
嬉しさのあまり、工作を持って校庭を走り回る子もいました。
この日のために特別な用意をして下さった講師の方々、ありがとうございました。
小4の息子が補習校に入ったのは4歳の時で、こんな年代だったなぁ、、いつの間にか大きくなった!
のんびりでマイペースな息子はインターナショナルスクールの幼稚部の頃、まだ英語での発言に自信が無い様でした。
それが当時の補習校の幼稚部では、他の子らとも仲良くのびのびとできたので、本当に良かったと思っています。
小学生になり、勉強好きなタイプにはなりませんでしたが、国語の教科書を読む、日本語を書く、という学びを続けられたのも補習校のお陰でした。
最近カンボジアも涼しくなり、夜寝る時に「虫の声がたくさん聞こえて、いいねー」などと会話をしましたが、日本語が母国語の人の脳が特殊だと、聞いた事はありますか?
日本人は虫の声を、人の声と同じく左脳で聞いているそうです。
西洋人等は虫の声を、なんと雑音や機械音と同様に右脳で聞いているそうです。
この特殊な脳は、日本人とポリネシア人だけだとか。
虫の声に情緒を感じる言語「日本語」って、素敵ですね。
これからも、感性豊かに日本語を学んでいけますように。
保護者K
二学期の社会科見学に行ってきました。
見学先は、親子共々お世話になってきた共生病院です。(Angkor Japan friendship international hospital)
何かあった時に、海外で日系の病院があるというのは大変心強いものです。
こちらのマネージャーである西本さんが案内してくださいました。
まず最初に、いきなり救急車!
救急車に乗ってみたい、と言っていた子もおり、希望が叶ってしまいました。
日本から運んできたという車輛の中は、所狭しと器具がびっしり。さっそくたくさんの質問が飛び交います。
ストレッチャーの乗り心地を体験、そして足場の悪い場所で使うという担架(たんか)も体験させていただきました。
手術室、処置室、、レントゲン室、検査室、薬局、キッチン(入院患者さんの食事を用意します)、入院の病室も見学できました。
各場所では「血を取るときはなぜ腕から取る?」とか「点滴にはどんな種類がある?」とか子供達の素朴な疑問に丁寧に回答してくださいました。
こちらの眼科には、日本人の加藤先生という方がいます。
眼科の処置室では、白衣に腕を通し、子供達が医者役・患者役に扮し眼の検査器具を覗かせてもらいました。
こんな体験にみな大興奮!はしゃぎたいのを抑えるのが大変です。
最後に広々としたロビーで、なんでも質問タイム。
「一番強い病気とはなにか?」「なぜ癌になるか?」など突拍子もない質問にも、分かりやすく丁寧に回答いただき、感謝です。
みなの好奇心は相当満たされた事でしょう。
こちらのロビーには、コーヒーやお茶を自由に飲める設備と、素敵な日本語の絵本がたくさん置いてあります。
実は数年前に、息子が点滴のため通院した時にはこの絵本が凄い助けになりました。
時間がかかる点滴の間、これ読んで~あれ読んで~も一回読んで~と楽しい時間に。
温かいものが飲めるのも、ホッとできる憩いのひと時になります。
(今回も、子供達はお茶などに砂糖をどっさり入れガブガブ…皆、図々しくて申し訳ありません…)
帰る前には、病院の方々と記念撮影をしました。
病院関係者の皆様、補習校の見学の受け入れを、本当にありがとうございました。
息子のノートには思ったよりも書き取ったメモがたくさんありました。
帰宅後も何度も楽しかった~と言っておりました。また行きた~いと。(遊びに行く場所ではありません)
保護者K
アンコール補習授業校の朝の会では、日記などの発表があります。
今回の発表は、半年前に補習校に入った時はひらがなが全く読めなかった2人です。
教科書のひらがなの文を力強く書き写し、それをすらすらと読んでくれました。
みんなの拍手が、いつもより大きかったようです。
何かが出来るようになるって、嬉しいですね。
そしてこの日、6月末で一学期が終了しました。
通信簿を受け取り、先生から言葉をいただきました。
学期末のイベントとして、前日の土曜日にはプールへ行ってきました。
補習校のメンバーでプールへ行ったのは初めてですが、いつも校庭で仲良く遊ぶ友達と体がふやけるまで盛り上がりました。
昨年度は補習校で夏期講習をやりましたが、今年は無しです。
空路も自由になった今、それぞれの場所でそれぞれの夏休みを楽しみましょう。
そうそう、夏休みの自由研究も忘れずに!
保護者k
毎年、4月のクメール正月明けにアンコール補習授業校は始業式があり、新しい学年が始まります。
カンボジアの4月はとても暑いです。
毎日最高気温は37度で、時には38度にも。
この暑さが嬉しいのは植物と、洗濯物を干す時くらいでしょうか。
さて、そんな暑い中、始業式には在シェムリアップ領事事務所の川口所長が来て下さいました。
当校は日本政府の援助指定校になり今年度で5年目です。様々な手続きなどで、いつも領事事務所には大変お世話になっております。
この4月からの新任の先生の挨拶もありました。
久しぶりの女性の先生です。
この日に、新しい日本の教科書も受け取りました。
たくさんの方々が向けてくれる温かいお気持ちとご協力のお陰で、今年度も始まります。
保護者k
3月19日は、終了式でした。
今年度は、1年間通学することが出来ました。改めて有難みを感じます。
オンラインもいいところはありましたが、やはり実際に集まるのが一番ですね。
休み時間にみんなで遊べますし、勉強以外の様々な体験も出来ました。
二学期は、先生がマネージャーをしているお店で食事会をしました。
学校でタコ焼きパーティーもしました。
三学期は、学校で小さな臼やボールで餅つきをしました。
そして終了式の後には懇親会もできました。
小さな3~5歳の子のご家庭が、補習校に遊びに来てくれるようになったのも新しい体験でした。
数年前まではこんな風に、積み木や絵本が大好きだったなあと、懐かしく思い出しました。
あっという間に大きくなっていく子供たち。
さあさあ頭が柔軟なうちに、たくさんの事を覚えて考えて、試していっておくれ!
来年も、いろいろな事を吸収していって欲しいです。
保護者k
2023年も気付けばカレンダーを一枚めくっていますが、補習校では新年の餅つきイベントを先日開催しました。
餅つき用の杵と臼は、ありません。
カンボジア式の調味料作りに使う木製臼(?)と、ステンレスのボールを家庭から持ち寄って代用しました。
市場で買って来たもち米は、炊飯器で炊きます。
まず、教室の中で床に座り、餅つきをしました。
子供たちががんばってくれたので、大人は補助的な役割でした。
手に粉をつけ、餅を丸めるのは野外です。
とても熱い餅なのですが・・・子供たちは次々と手に取り、物凄い勢いでできること、できること!まるで競争のようでした。
テーブルはあっという間に、可愛らしい小さいお餅でいっぱいに。
出来立てのお餅は、海苔とお醤油がやはり美味しいですね。みんな大好きです。
そして、料理の得意な保護者があんこを作ってきてくれ、あんこ餅もいただきました。これも美味しい。
お餅は、人手があれば簡単に作れるなと、改めて思いました。
少し作るも大量に作るも同じ。
皆で働いておなか一杯食べて、楽しいイベントでした。
保護者K