2017年8月22日火曜日

2017年度 社会科見学

例年社会科見学は、学校の外に皆で繰り出していくのですが、今年度は少し趣向を変えて「現場」に来てもらいました。。。?!

1学期から教務と運営委員(保護者たち)で、行き先等を話し合ったのですが、今年度は補習校の人数が少なく非常に財政困難、どこかに行くにも訪問先の受け入れ料がかなり負担。。。どうしよう???

ふと話題に出た「ゴミの集積所を見学に行く?」から始まり、、、
ゴミ拾いをしてみようか?
食べたお菓子のゴミを集めてみる?
リサイクルで何かを作っている工房に見学に行く? 等々、とりあえずテーマは「ゴミを考える→環境問題を考える」と相成りました。

そこで夏休み、自分の食べたお菓子のゴミを集めてみよう!というミッションに。
全部集めるのは大変なので、その辺は程よく加減しつつ?、自分がどれだけのゴミを出しているかを再認識。
日本帰国中に清掃工場見学に行った家庭もあり、皆それぞれ「ゴミ」に対する意識が高まったようです。
ゴミの「流れ」をまとめてみました。
ゴミがテーマの今年度社会科見学、どうにも行き先が決まらないので、逆に補習校に来てもらってお話をしてもらえないかしら?という発想から、リサイクルに取り組んでる方を探したところ、ボランティアで快く引き受けてくれた方がいらっしゃいました。 

Share The Wind代表の内田隆太さんです!

街の中心部から車で約1時間程のリエンポン村で、ゴミになってしまうスナック菓子の袋からポーチやバッグを製作している団体の方です。リサイクルの観点からお話をしてもらえる事になりました。
スナック菓子の袋から、こんな素敵なバッグが!
そしてそして、実際に作っているスナック菓子の袋を使ったキーホルダー作りを子ども達にも教えてくださる事に!!

今年度の3時間目は「読み、書き、そろばん(100マス計算)なので、久しぶりの制作の授業
に子ども達はかなりワクワク。
あまり話すのは得意じゃないので、とおっしゃってた内田先生はドキドキ。


スナック菓子の袋から小さなピースを作って編んでいくのは、なかなか根気のいる作業です。
補習校では編むところからでしたが、最初はなかなか上手くいかなくて四苦八苦。
皆で一生懸命取り組みました。
キーホルダー、、、な、ながくない?
もう一種類、どこで買い物をしてもついてくるビニールのゴミ袋を圧縮して作ったシートに絵を書いて、それもキーホルダーにしていただきました。
ビニール袋でできたシートを使って。
生活をしていく上でどうしても出てしまう、ゴミ。
まず、ゴミを出さない工夫をしていく事を学び、そんなゴミからでもこんなに素敵なものが作れるというリサイクルが学べた、楽しい社会科見学になりました。



Share The Wind代表、内田隆太さん、
http://blog.goo.ne.jp/sharethewind

お手伝いに来てくれたSaiju Cafeけんちゃんスイーツの中尾健太さん、
http://www.kenchansweets.com

本当に楽しい授業を有難うございました。
感謝、感謝です。

保護者S.O.

2017年8月21日月曜日

3時間目の書写の時間に

1学期のお話になってしまいますが、、、3時間めの書写の時間、特別に子ども達に水をテーマにした「ハガキ」を書いてもらいました。

コトの発端は「越前大野感性はがき展」のお知らせ。
今は、メールやメッセージで簡単に気持ちが伝えられる時代です。
わざわざ「ハガキ」を書いてご挨拶やお礼を伝える機会も少なくなってますよね。
はいっ!これを機にハガキに親しんでもらいましょう♪となりました。

日本だと年賀状や暑中見舞いなど季節のご挨拶をハガキでする事はありますが、インタナショナルニューイヤー、チャイニーズニューイヤー、クメールニューイヤーとお正月が3度来るこの街、そして基本ずっと暑いので「暑中見舞い」って?、、、なかなかそんな気分にもなりません笑
街中に売っているのはアンコールワットやカンボジアの風景写真のポストカード。
言葉を添えて送る程度はするかもしれませんが、小さな白紙の紙に最初からレイアウトやデザインを考えて書くというこの授業、、、どうだったでしょうか?



同じ机に座った子ども同士の絵が酷似していたりと、なかなか難しかったようで、教務主任の「やっぱり美術の授業もやった方が良いのかなぁ」というボヤキが聞こえてきましたが、皆頑張って書きました!!
皆の作品は日本帰国中に投函してきましたよー。誰かの作品が当選しないかなー♪

ハガキアートの公募展 「越前大野感性ハガキ展」
http://www.kanseihagaki.server-shared.com

保護者S.O.

2017年8月18日金曜日

日本語能力向上へ。漢字検定編

街中を見渡せば、日本語を「話せる」子どもは多々います。
ですが何と言っても日本語で難しいのは「読み書き」。
元々日本で育った人は、ひらがな、カタカナ、漢字に慣れ親しんでますが、カンボジアで育っている補習校の子ども達が日本語に触れる機会は格段に少なく、なかなか学習成果が上がりません、、、

そこで教務の講師陣、更なる日本語能力向上を目標に、今年度の3時間目はアクティビティーよりも「勉学」重視に打って出ました!
という事で、今年度の補習校、3時間目は「読み、書き、そろばん」(漢字検定、書写、100マス計算)が設定されています。

2学期最初は100マス計算で幕を開けましたが、今年度特筆すべきは「漢字検定」。
一月に一度、オリジナルの漢字検定を行っています。
10級からのスタートで、各学年にハンディをつけた点数制です。
初回の1位は、、、なんと!一番低学年の生徒でした(苦笑)

にこやかに、、、ハイ、スタート!!!

出来てるかな??

みんな、頑張れー♪
悔しさ?をバネに高学年も頑張って欲しいですね。

1学期から宿題として続けている、日記と漢字練習。毎日毎日日本語に触れる機会を多く持つ事が子ども達に良い影響を与えているようです。
夏休みの宿題も頑張りました。
保護者のフォローアップもかなり重要で大変ですが、子ども達自身も頑張っているので、この成果、2学期以降どんどん実を結ぶと良いですね。

保護者:S.O.



2017年8月16日水曜日

プノンペン日本人学校との交流会が1学期にありました。

【プノンペン日本人学校の生徒たちと会食】


6月1日、プノンペン日本人学校の生徒たちがシェムリアップに修学旅行で来ているということで、アンコール補習授業校の生徒たち一緒にディナーを食べる交流会を開催しました。



補習校からの現役、卒業生含めて6人。一方プノンペン日本人学校は10人以上と、まず人数に圧倒されていました。
 会が始まり席に着いたのですが、「交流会」ですから、座席はそれぞれの学校の生徒が交互に座るように配置。
 すると、補習校の生徒たちは交流する気があるのか、ないのか、沈黙()



プノンペンの生徒たちはコミュニケーション力が非常に高く、いろいろ話しかけてくれました。みなさんお揃いのTシャツを着ていて、会の進行も見事にこなしてくれました。

補習校の生徒たちは食事が目の前に現れると、緊張がほぐれたのか、少しずつ会話ができるように。「腹が減っては・・・」ということわざを覚えたようです。




1時間ほどの会はあっという間に終了しましたが、夕食会が終わってからは、プノンペン側からのインタビューがあり、「補習校の良いところはどこですか?」などの質問に答えていました。「うるさすぎず、静かすぎず、ほどよく勉強できる」という、何とも程よい答えを出していました。

最後はみんなで記念撮影。
同世代の多くの日本人と接する機会があまりない子どもたちにとては、貴重な交流会だったように思います。

教務:舟川

2017年度2学期が始まりました!

新学期が始まりました。

長い夏休みが終わり、新学期が始まりました。
日本に帰国した児童が多く、格段に日本語の語彙が増えていました。
日本では、様々な事を見て、体験した事でしょう。

さて、授業の方ですが

2学期最初の3時間目の授業は100マス計算でした。
こんなプリントを使ってます。
補習学校では、「読み、書き、そろばん」を大切に、そろばんに変わり100マス計算を授業に取り入れています。

足し算、引き算、掛け算の100マス計算を、児童のレベルに合わせて行っています。

100マス計算は

計算力の中でも、暗記力、整理力がつきます
集中力、注意力もつきます。
あと、書き取りのスピードが早くなります。

今年初めて取り入れた授業でしたが、
日本語の勉強だけではなく、ゲーム性のあるこの授業は
児童達にも人気の授業です。

必死!!!

教務:前原