2011年2月27日日曜日

朝の発表

補習校では毎週朝の会があり、各学年が順番に
自分たちの勉強の成果を発表しています。
今日の発表は4年生の男子二人。

さてどんな発表をしてくれるんでしょうか??

まずは「なぞなぞ」。
実は私の息子も4年生で宿題を見たときに
「なぞなぞを作ってみよう」ということだったので、
高度な宿題だなと思っていました(

でもやっぱり子どもの頭は柔らかい!
皆さんも一緒に考えてみてくださいね。

その1
白いけど、あとから黄色い生き物になるのなあに?

その2
椅子は椅子でもきれいな声で鳴く椅子はなんでしょう?








その1 こたえ   たまご
その2 こたえ   うぐいす

他にもいくつか出題がありましたがここではこのくらいで・・・(

次は「なぞかけ」です。
さらに高度な発表に教師や保護者の期待が高まります(
なぞかけ、といえば「○○とかけて、○○とときます」
「その心は?」「どちらも○○でしょう」という、例のアレですね。

こんな問題を小学生が作れるのか??と私も自宅で見ていて
心配でしたが、大丈夫。
子どもの想像力は大人のそれを圧倒していました(


まずは発表者から、聞いている子どもたちにお願いがありました。
「その心は?」の掛け声をかけてほしいということです。
なぞかけになじみのない小さい子たちは「???」。
だ、大丈夫かな・・・
気を取り直してやってみましょう。



その1
「恋とかけまして~、炎とときます~」 「その心は?」

「どちらもよく燃えています~」

うーん、4年生と思えないロマンチックななぞかけ(


その2
「カンボジアとかけまして~、コンサートとときます~」 「その心は?」

「どちらもアンコールがあります~」

すぐにはひらめかなかった大人も多かったようですよ。


段取りが少々悪くて()時間をオーバーしてしまいましたが、
今日はエンターテイメント性の高い発表で先生方、親子とも
ども楽しめたのではないでしょうか。
それぞれの学年の子どもたちの学習内容を毎週お互いに
確認できるこの朝の会の発表は補習校ならでは。

次回の子どもたちの発表も楽しみです。

(保護者MH)

2011年2月20日日曜日

ちょこっとテスト

みんなの苦手なもの。それは漢字です。
日本語がスムーズに話せる生徒も訓読み、音読み、
複雑な漢字の使い方に試行錯誤。

自然と生活の中で漢字と関わってきた自分達とは
全く違った苦労があるんだろうなと思います。
海外で生活しながら日本語を勉強している多くの人達が
同じだとは思いますが、私たちの学校ではそんな漢字の
習得を短い時間で効率的に覚えられるよう、1年生と
2年生の国語の授業前に「ちょこっとテスト」という名の
日本ではお馴染み小テストを実施しています。

1回の設問は5問。宿題から先生が出題し、
それを漢字で書いていきます。
「はい。では教科書・ノートは全部しまってね
最初に名前を書きましょうね」

授業でよくあるテスト前の風景。なんだかこっちまで緊張します。

先生が身振り・手振りのヒントを出しながら出題し、
生徒達は「うーん」とか「えっとぉー」とか「あっわかった!!」など
思い思いの声を発しながら進んで行きます。
君たちの気持ちは痛いほど良く分かるよ。(心の声)


最後に先生に採点してもらいます。



5点満点にはサイコー!4点にはスゴイ!3点はエライ!のスタンプが。
褒める事が大事なんですね。しみじみ



5回続けて5点満点の人はご褒美があるそうで、
みんなそれを目指して頑張っているそうです。

きっと、“ちょこっと”のテストだからやる気をそそられるんですね。

みんな満点目指して頑張れ!

2011年2月13日日曜日

理科実験授業

今日は12時間目がいつもとは違う理科の実験。
保護者の知人である大隅紀和先生が授業を受け持って下さいました。


最初に配られた道具、なんでしょう?
「くだもの電池、スプーン電池」の実験道具なのでした。
 配られた道具は電気がきちんと通ると音が鳴るしかけになっています。

まずはくだもので試してみましょう!
先生がリンゴやみかんを準備して下さっています。
「食べちゃだめだよ~」という先生に笑う子どもたち、リラックスムードで授業が進みます。
実際やってみて、この真剣な表情を見て下さい。

「なにが聴こえるのかな~」興味津々ですね。


次はスプーンで試してみます。
塩水につけたキッチンペーパーをスプーンに巻いて、さらにアルミホイルで巻きます。
それと最初の道具をうまくつなげれば・・・
「わーーー、自転車の車輪みたいな音が聴こえる~」

見ている子どもたちは「えー、どんな音??」「なにそれー」
やってみたくてしょうがない様子。

「ねーねー、お母さんも聴いてみて」と母親に聴かせる子どももいました。


でもどうしてくだものやスプーンで音が鳴るんでしょうか?
先生が作ってくれた資料をよく読むとわかりますよ。
授業の最後にはみんなで今日の感想を書きました。



補習校では限られた時間の中、子どもたちが色々な勉強ができるよう
教師も保護者も努力しています。
今回はたまたまある保護者の知人に先生がいて、その先生がカンボジアに
来られると聞いてこのような機会を頂きました。
ちょっとしたチャンスも逃したくない、そういう思いが日本にいるよりも強くなるのです。
今回は大隅先生が実験道具はじめ教材などを提供して下さいましたが、
教材を入手することも困難な環境です。

また補習校では体育や音楽、そして今日のような実験は小学部全員で行います。
日本ではあまりない形態ではありますが、生徒がみんなで同じ体験ができるのは
こちらならではないでしょうか。

大隅先生には貴重な滞在期間にお時間を頂き、資料や教材の準備などもして頂きました。
補習校の状況へのご理解ご協力ありがとうございました。
子どもたちは実験道具を一人一人もらえて喜んでいました。

またいつかこんな時間があれば子どもたちの興味もさらに広がるのだろうなと思います。

(保護者M・H

2011年2月6日日曜日

節分

今日は23日の節分にちなんで、幼稚部では豆まきをしました。

鬼のお面をせっせと手作り。
「鬼って角があるの?」
「鬼って牙があるの?」
「こわーい顔してるんだよ」なんて話しながら、どんどん作っていきます。



出来上がりはじゃーん。僕たちオニレンジャー!? かっこいいでしょ?


まずは的当てゲームです。
タンバリンに鬼の面を付けて、ボールを投げて当てます。
当たったら音がなります。
タンバリンの音がまるで鬼の「わぁー」っていう声に聞こえます。
誰が一番上手に投げられるかな。
ちゃんと並んで一人ひとり順番にやりましょうね。


それでは豆まきです!
児童たちが鬼役になり逃げていきます。
先生達が「まて、まて~!!」と追いかけます。

次は先生達が鬼役になって、豆をもった児童たちが追いかけます。
容赦なし・・・意外と痛いですよね。


最後はせっせと豆拾い。さーあ誰が一番早いかなぁ。
必死でつまんで拾う姿が可愛いですね。



鬼は外!福は内!!
笑う門には福来る。今年もこの学校にたくさんの福が舞い込んできますように。

保護者T

2011年2月3日木曜日

オープンスクールのお知らせ【2011年2月】

******アンコール補習授業校オープン・スクールのご案内*********

2008年11月より、シェムリアップ在住の保護者有志にて運営している
アンコール補習授業校ですが、下記日程にて第3回目のオープン・スクールを
実施致しますので、ご案内致します。

日時;2011年2月6日(日) 午前8時45分~午前11時30分
場所;アンコール補習授業校校舎 (小さな美術スクール建物内)
クラス;幼稚部、小学部(1年、2年、4年生)

ご注意;今回は参観のみとなります。体験入学をご希望の方は
別途お問い合わせください。

日系子女の学ぶ学校に興味をお持ちの方でしたらどなたでも、参観にお越し下さい!
当日は学校説明なども対応致しますので、担当の者にお気軽にお申し付け下さい。

授業時間のご案内;
08:45~09:00 朝の会
09:00~09:40 1時間目
09:50~10:30 2時間目(終了後幼稚部帰宅)
10:40~11:20 3時間目(体育;小学部のみ)
11:20~11:30 清掃後全員帰宅

場所のご案内;
ワット・ダムナック寺院裏手 サインボード(複数)を目印にしてください。

問い合わせ先;アンコール補習授業校 angkorjschool@gmail.com
(校長;松本清嗣 012-530-605、広報;富山さと子 012-996-190)