アンコール補習授業校では毎年、社会科見学があります。
4月から始まった今年は、今まで全てオンライン授業ですが、社会科見学もオンラインでという事になりました。
今年は先生の一人が所属するNPO団体、SALASUSUさんにお願いしました。
カンボジアで知名度の高い、日本人の立ち上げたNPOです。
貧しい家庭の女性達にイグサを使った製品の作り方を教え、給料を払い、それだけではなく語学などの学びも提供しています。
シンプルでお洒落なデザインに作られたバッグ、サンダル、雑貨類はカンボジアだけではなく、日本や台湾でも販売されています。
大人には当たり前に理解できるNGOやNPOという言葉は、小学生では分からない子も多く、まずはその説明をしてくれました。
この日は授業参観も兼ね、保護者も一緒に視聴しましたが(いつもオンラインなので、いつでも聞けますが)子供に理解してもらうためには、こんなシンプルな言葉が大切だなと、改めて思いました。
途中で可愛いクイズもあり、製品作成の作業風景も見て、そして最後に先生自身の考え・姿勢を聞きました。
「いっしょにまなびあえることがうれしい」とは、素敵な言葉ですね。
1コマ40分という短い時間ですが、オンラインだと厳選された画像、説明で凝縮された内容になりました。
もちろん、実際に行けば場所の遠さ、田舎の雰囲気、埃っぽい、臭い、いろいろな音など、実感が違いますが、現状でオンライン社会科見学ができ、想像以上に満足でした。
準備をしてくださった先生、ありがとうございました。
保護者K