小学部で漢字や生活科を受け持って下さっていたI先生もそのうちの一人。
毎週元気な笑顔で自転車通勤。
どんなに小さいことでも子ども達の長所を見つけては褒めてモチベーションを上げてくださる先生です。
あの満面の笑顔と元気な声、そしてそんな子どもへの接し方に救われた保護者も多数です。
そのI先生、残念なことに間もなく帰国されることになってしまいました。
そこで保護者と子ども達でこれまでお世話になった先生にサプライズを・・・
その1
子ども達からのお礼の色紙。
先生に教わった漢字もたくさんもりこんで、みんな一生懸命書きました。
先生と出会わなければ、みんなここまでかけなかったかもしれません。
その2
保護者からの感謝状。
これは校長の呼びかけに保護者が応じ、補習授業校としては初の感謝状となりました。
感謝状の文面を通り一遍のものにしたくないという気持ちであれこれと感謝の気持ちを書いたらかなりの長文に・・・(笑
それも私たちらしくていいかと思います。
補習校の生徒たちはみんな2カ国語以上を理解していることを踏まえて、I先生が最後に子どもたちに話して下さったことが印象的でした。
「みんなはいろいろな国の人にカンボジアや日本のことを伝えることができます。そして日本にいる親せきの人たちにカンボジアのことを伝えるためにはここでしっかり日本語を勉強することも大切です。みんなは将来国と国をつなぐことができるんですよ。これからもしっかりここで日本語を勉強して下さい。」
I先生、本当にお世話になりありがとうございました。
先生の笑顔と子どもたちへの教育方針に救われた私たち保護者、そして何より子どもたちにも先生のことは忘れられない補習校の思い出になりそうです。
(保護者M・H)