今年は、生活科のテーマ「カンボジアと日本の文化比較 豆を通して食文化を学ぶ」の
一環で「納豆工場」を見学します。
日本で古くから利用されてきた大豆についての理解を深めると共に、
事前事後学習も含めて、調べたことや見たことをわかりやすく発表する力を
身につけることを主な目的としています。
第1弾は8月21日の生活科授業にて・・・「種子としての豆」「豆の栄養」についての学習です。
この日配布された「インゲンマメ」の種を各自で植え、成長の様子を記録していきます。
「豆ってこんなに早く大きく伸びるんだね~」
植えて4日目です。にょろにょろと伸びてきました!
第2弾は8月28日の生活科授業にて・・・
「大豆と食文化」について学習しました。
テーブルの上には
納豆・豆腐・高野豆腐・乾燥湯葉・醤油・魚醤・プロホック・カンボジア製漬物
小麦粉・パン・牛乳・チーズ・オリーブ・マヨネーズ・酢等が並んでいます。
それぞれの名前と、材料を日本語で言えるかな?
大豆からできている食品はどれかな?
先生の質問の回答がわかる人は「グー」、
自信のない人は「チョキ」、お手上げの人は「パー」の手を上げて回答します。
手を挙げる前に回答してしまうのは誰かな!?(笑)
「発酵」と「腐ること」の違いについて説明を受け、発酵が非常に重要であり、
菌類がそこに関わっている、ということを学びます。
様々な食品を触ったり、臭いをかいだりしながら分類分けにも挑戦!
「これは大豆からできていて、ワインは・・・ぶどうからだったよね?」
最後は先生が、発酵によって作られた食品・調味料とそうでないものに分け、
どのように作られたかを考えました。
「発酵」するということが、食品を作る上で非常に重要であり、
同じ材料からまったく違った食品が作り出されることを学びました。
引き続き・・・インゲンマメの成長観察もしています。
9月11日の納豆工場見学では、「豆」についての知識と
「発酵」についての知識が、より深まることでしょうね。
生徒たちの好奇心に満ち溢れた目が、何を捉えるのか、楽しみです。
(保護者A)