事前学習では陶器制作で使う材料や作る手順などを学習しました。
当日は、午前中の授業の後、午後からシェムリアップの町から車で15〜20分ほどの場所にあるローユーユーにて現地集合。入り口にはこんな看板が出ています。
入ってすぐの所で陶器の展示販売もしております。
到着すると、すでにテーブルの上に手ロクロと粘土が準備されておりました。
早速制作?ではなく、まず皆で陶器の制作手順の説明を聞きながら、見学を先にしました。
陶器制作体験
さて、いよいよ実際に陶器を作ってみましょう。
でもその前に、ローユーユーのスタッフが実際に作ってみせてくれました。
まずは握り拳大に粘土を取って丸めます。そして、手ロクロの真ん中に丸めた粘土を置き、掌で軽く叩きながら押し付けながら平らにしていきます。
この丸く平らに伸ばした粘度が器の底になります。今度は器の側面を作って行きます。まず、側面との接着が良くなるように底の縁の部分に切れ込みを入れ、 少し水を塗ります。
その上に器の側面になるよう 蛇状に伸ばした粘土を巻き付けて行きます。一巻き一巻き慎重に付けて行きます。ある程度できたら、内壁部分を指で押し付けてならしていきます。今度は外側も同様に行います。
飲み口になる部分をきれいにカットして指でつまんで整えた後、糸で底の部分をロクロから切り離します。
スタッフは簡単にやってくれましたが、みんなはどうだったでしょうか?
保護者も小さい頃、粘土で蛇を作ったのを思い出しながら、頑張って作りましたが、油断しているといびつになるし、凸凹だらけだし。悪戦苦闘してやっとできたのがこれです。
実習はここまでで、後はローユーユーのスタッフが乾燥させて、窯で焼いて仕上げてくれます。出来てくるのが楽しみですね。
今回作った作品は1学期末のソーメン流しのイベントの際に展示予定です。うまくできていたら、実際にソーメンを入れて食べてみても良いですね。いつもよりも美味しくなるかもよ。
子供たちは余った粘土で人形を作ったり、オブジェを作ったりして、粘土遊びでもさらに盛り上がっていました。
子供だけではなく私も夢中で象を作っていました。
保護者 F