2011年5月1日日曜日

こいのぼり製作


♪甍(いらか)の波と雲の波、
重なる波の中空(なかぞら)を、
橘(たちばな)かおる朝風に、
高く泳ぐや、鯉のぼり♪

朝の会で「こいのぼり」を合唱の後、幼稚部ではこいのぼり製作を実施しました。
予め用意された画用紙に、自作スタンプに絵の具を付けてうろこを作っていきます。
先生から2つ約束事がありました。
①自分から遠い場所にある色のスタンプが欲しい時は
 「先生、~色(を)下さい」と言う事
②うろこ一枚一枚は、同じ色(例:赤、赤、赤)で塗るのではなく、
 すべて違う色(例:赤、青、黄色)で塗ること



確かに最近、「こそあど言葉」のみで会話を成立させようとする児童が
増えていると聞きます。
意思表示をはっきりとした言葉でしなければならないという約束に、
最初は戸惑いを感じたのか、自分でスタンプ取ったりしていましたが、
さすが柔らか頭の児童達!徐々に慣れ皆大きな声で「先生、赤色下さい」と
上手に言えていました。
うろこの色付けもセンス良く完成!
ダイナミック・几帳面など個性が良く出ていました。

先生「こいのぼりはどこで泳ぐのかな?
児童「水!」「川!」
先生「こいのぼりは、お空で泳ぐんだよ。たくさん泳がせてあげてね」
一瞬、ポカンとなったもののすぐに気を取り直し、教室中を走り回って泳がせていました。

昔も今も変わらない子供の成長を願う親の気持ちが託されたこいのぼり。
カンボジアの空で元気一杯泳いでいます。

(保護者T