2011年10月30日日曜日

秋の味覚 制作

 カンボジアでも最近、とんぼを見かけたりして秋の訪れを感じます。

幼稚部でも秋の味覚を制作しました。

これはおいも。いい色ですね。













バスケットの中にはきのことぶどうが。
どれも美味しそう!



















幼稚部ではきのこの歌が人気です。

  き・き・きのこ き・き・きのこ
  のこのこのこのこ 歩いたりしない
  き・き・きのこ き・き・きのこ
  のこのこ歩いたりしないけど
  ぎんの雨雨 降ったらば
  背が伸びてく~♪

 なんだか秋めいていますね。

(保護者:T)

2011年10月23日日曜日

盆踊り大会 準備

1年に一度の大イベントアンコール日本人会主催の盆踊り大会に向け

ここアンコール補習校でも着々と準備が進められています。


今年は大雨の被害で日程が延期となりましたが、(※下記に詳細記載) 

開催会場も決まりました。

それに合わせて、すでに決定済みの出店内容や出し物も

少しでも良い物へと改善すべく、今日も会議がもたれ話し合いを行いました。
  

さらに今日は学校終了後、有志が集まり盆踊り大会当日の出し物の練習をしました。

場所は生徒宅をご好意でお借りしました。ありがとうございます。

生徒たちは先生達の指導の賜物か上達が早いですね。


それに比べ保護者らは吸収力?体力?のせいか、ぎこちないですね。

日頃の運動不足が身にしみます。


そうは言っても、普段は違う分野で別々にお仕事をされている

保護者や教師の皆さんと、学校を通した行事参加で自由闊達な意見交換をし、

何かを創り上げていく過程は、新鮮でとても楽しいものですね。


(保護者:T)


 アンコール日本人会 情報配信より一部抜粋



変更前:11月5日(土) ⇒ 変更後:11月27日(日)

今年は例年にない大きな洪水のため、各方面に大きな影響が
出ているようですが、盆踊り大会につきましても、
大会実施に向けた準備が進められない状況にあり ました。
また、ご参加される皆様にも、もう少し状況が落ち着いてからの方がよいのでは、
という結論に至り、実施日を変更致しました。
盆踊り大会を楽しみにして頂いていた皆様、
各方面にてご協力頂いている皆様には大変申し訳ありませんが、
御理解いただけますと幸甚です。」



2011年10月16日日曜日

補習校に入学させて

娘がアンコール補習授業校に入学して約半年が経ちました。

当時3歳になったばかり。
怖がりで人見知り、親にべったりの娘がお友達を仲良くできるのか。
泣かないでみんなと一緒に授業を受けられるのか。
入学前はとても心配しました。

初めの頃は多少戸惑っていましたが、アットホームな雰囲気の中、
心配していたよりずっと早く溶け込んだようです。

少人数のせいか、先生、保護者の方、生徒さんみんなが
娘のことを覚えて、何かと声をかけてくれます。

ぐずっている時に、小学部のお兄ちゃんたちが「泣いてるよ~」と
抱っこして連れてきてくれたこともありました。

授業では、特に工作を楽しみにしているようです。

この間は、「ぶどう」を紙で作ったようです。
 ちょうど家にもぶどうがあったので、お昼ごはんに出したら

「学校で作ったぶどうと同じ!」

と嬉しそうに食べていました。

 









また、補習校には幼児~小学生向けの書庫があり、
無料で本を貸し出してもらえます。

絵本が大好きな娘はこれを楽しみにしていて、
授業が終わると真っ先に書庫へ向かいます。

海外では絵本を手に入れることは難しいですし、

家にあるものだけだと飽きてしまうので、とてもありがたいです。

(保護者 Y )


2011年10月2日日曜日

工場見学 まとめ

今回の「豆について」シリーズの学習は、日本の小中学校でいうなら、
総合的な学習の時間の学習内容でした。
補習校では総合の時間はありませんが、小学部全学年で
二週間に一時間の割合で生活科を一緒に学んでいますから、
そこで私たちの食事に欠かせない豆類について勉強したわけです。

補習校では、「給食の時間」もありませんから、日本では給食のときに
勉強する三色の食品についても勉強してもらおうと欲張りました。

赤:体をつくる

黄:熱や力になる

緑:体の調子を整える

日本の学校に入学したことのある子供たちは、
「あっそれ給食室の前に貼ってあった。」
 そう、このような丸の中の三色の食品を、バランスよく食べて
丈夫な体をつくりましょうという勉強です。









写真は、カンボジアの写真です。
昨年度まで幼稚部で教えてくださったN先生が
村のお母さんたちにそのことを教えているところです。

さて、豆類は、この三色、どこにも登場します。
みんなが育てているインゲンマメを青いうちに食べれば緑の食品、
豆が実ってから食べれば黄色の食品、
そして今回工場見学をした納豆=大豆は赤色の食品です。

102日の発表では、製造工程について

「慎重に傷みのないダイズを選ぶところ」
「温度の調節にはとても注意していて、それが大切だということ」
などについて絵に表し、感心したという発言が多かったですね。

でも何より、「おいしい納豆の食べ方がわかった」という発言に私は「なるほど」と思いました。

そういえば、昔は家族みんなの納豆を一つのどんぶりで誰かが真っ白になるまで
よーく混ぜてからお醤油をいれ、さらによく混ぜてから分けて食べたものでした。
みんなでじっとそれを待っている時間のゆとりというものがありました。

今はそんなゆっくりとした時間を望むのは無理な時代、
ここカンボジアでも納豆のたれは個々のパックにちゃんと入っています。

でも、納豆をよく混ぜる間だけでもゆっくりていねいに食品と向き合う、
「おまめが自分の子孫をふやすために蓄えた栄養分をちょっといただきます」
という気持ちを忘れないでいたい、そんなことに気づかせてくれた発表会でした。

 (教師 I )

観察を続けているインゲン豆はとうとう50センチになりました