2021年12月30日木曜日

オリンピック聖火ランナーのお話し

 アンコール補習授業校は、12月19日に無事対面で、二学期の終業式を終えました。


少し前の話しになりますが、東京オリンピック聖火ランナーのお話しを聞く機会が、日本人会シェムリアップ支部のお誘いで、ありました。


その聖火ランナーをされたのは、シェムリアップで長年に渡り日本語教育を続けている、国際日本文化学園の鬼一二三さんです。

オリンピックに非常に強い思い入れをお持ちで、「何とか、オリンピックに参加するには、、」というお考えから応募の作文を出されたとの事。




このコロナ渦の様々な移動制限の中、しかもカンボジアからなので、それはそれは大変なご苦労をされた長旅。その話もとても面白く聞かせていただきました。

恐らくこの二年間、日本へ帰国が出来ていない補習校の児童達にとっては、ナゼそんな事が・・・??と不思議な話しに聞こえたかもしれません。


聖火の「トーチ」は買取りをされ持ち帰ってきた現物を見せて手にとらせていただきました。

オリンピック聖火のリレー自体、小学生には理解が難しいと思いますが(特に低学年)、そのピッカピカのずっしりとした滑らかな物体は、大迫力!!

1人づつ手に持ち、記念撮影もしました。



非常に長い間オンライン授業を強いられていたので、とてもよい刺激になりました。

設定していただいた日本人会シェムリアップ支部役員の方々、そして鬼一二三さん、貴重な体験をありがとうございました。


それでは皆様、よいお年を!

保護者K

2021年10月2日土曜日

オンラインで社会科見学

 アンコール補習授業校では毎年、社会科見学があります。

4月から始まった今年は、今まで全てオンライン授業ですが、社会科見学もオンラインでという事になりました。

今年は先生の一人が所属するNPO団体、SALASUSUさんにお願いしました。

カンボジアで知名度の高い、日本人の立ち上げたNPOです。

貧しい家庭の女性達にイグサを使った製品の作り方を教え、給料を払い、それだけではなく語学などの学びも提供しています。

シンプルでお洒落なデザインに作られたバッグ、サンダル、雑貨類はカンボジアだけではなく、日本や台湾でも販売されています。


大人には当たり前に理解できるNGOやNPOという言葉は、小学生では分からない子も多く、まずはその説明をしてくれました。

この日は授業参観も兼ね、保護者も一緒に視聴しましたが(いつもオンラインなので、いつでも聞けますが)子供に理解してもらうためには、こんなシンプルな言葉が大切だなと、改めて思いました。


途中で可愛いクイズもあり、製品作成の作業風景も見て、そして最後に先生自身の考え・姿勢を聞きました。

「いっしょにまなびあえることがうれしい」とは、素敵な言葉ですね。


1コマ40分という短い時間ですが、オンラインだと厳選された画像、説明で凝縮された内容になりました。

もちろん、実際に行けば場所の遠さ、田舎の雰囲気、埃っぽい、臭い、いろいろな音など、実感が違いますが、現状でオンライン社会科見学ができ、想像以上に満足でした。

準備をしてくださった先生、ありがとうございました。


保護者K


2021年9月14日火曜日

オンライン授業の成果

アンコール補習授業校は8月上旬から、またオンラインで2学期が始まっております。 
(3月20日頃から対面授業が禁止され、実に半年間もオンラインを続けております) 

去年も、オンラインの多い一年間でした。 
対面できない状況で教える方もやり辛いと思うのですが、講師を続けてくださる皆さんには感謝しております。


 書き方のお手本や宿題は、インターネットで送ってくれます。

先生の字です。 
(私もお手本にしたいです。個人的に、字が上手くないので。笑) 
 


オンラインばかり続く中、息子はあっと言う間に二年生になったのですが、なかなか長い日記も書くようになってきました。 

これは、詩でしょうか? 
かわいい詩を書いたようです。
 

きちんと揃った字を書けるお子さんはどんなノートでも問題無いのですが、こういう字の息子はマスノートが必須です。
 日本からの国語ノートは使い切ってしまったので、プノンペンのイオンで購入できた漢字練習長帳を使っています。 

丸二年以上、一時帰国できておりませんので、日々の生活用品もこちらで入手できる代用品が多くなってきました。 

保護者K

2021年7月18日日曜日

夏休み

 アンコール補習授業校は、6月末~8月7日まで夏休みです。

一学期はオンラインで始まり、いつ対面が、、と思っている間に終わってしまいました。

もちろん対面授業の方がいいのですが、親としてはオンラインだと送迎の手間が無い事と、授業中にどんな態度でどんな発言をしているのか分かるのがいいです。(隣の部屋で聞いています)


そして、授業は週一回ですが、宿題をきっちり出してくれるので、助かります!

親子で勉強しようと思ってもケンカになってしまいますが、先生の宿題はやるのです。笑


夏休みは時間もたっぷりあるので、補習校の貸し出し図書を借りたら?と息子に言いましたら大好きなドラえもんの本をこんなに選んじゃいました。

日本政府の援助指定校になった関係の援助物品なので、もちろん学習関係の本ですが、中身の半分はマンガ。笑

なんか静かだな~と思うと、よくベッドに転がりこのマンガを読んでいます。

まあ、日本語の勉強だと思えば、マンガだけでも。

でもそのうち、興味がある文章もスラスラ読んでくれたらな~と思う、7歳児の母です。


保護者K


2021年5月24日月曜日

オンライン授業について

現在、シェムリアップではコロナの感染拡大防止のため学校への登校ができません。
補習校もオンライン授業で生徒達は頑張って勉強しています。
 3年生の生徒がブログのためのメッセージを作成してくれました。 

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  家で勉強します 

 コロナのせいで家で勉強しました。家で勉強していたときは、友達がいなかったのでとても疲れていました。友達に会いたかったのです。学校に行きたかったのですが、コロナのせいでできませんでした。

※上記は生徒が翻訳機能やその他のアプリを利用し作成しました。

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早くコロナが収束して校舎での授業が再開できるのを生徒達は心待ちにしています!

2021年4月18日日曜日

新年度

新年度が始まりました。
校舎で授業ができると良かったのですが、コロナの感染拡大防止のため当分はオンラインでの授業になりそうです。




 ZOOMを利用したオンライン授業を行っています。

学習端末はパソコンの方が見やすいと思いますが携帯でも十分です。

カンボジアの私立の学校では、学校が閉鎖となった際はオンラインに切り替えて授業を行っているため、補習校のオンライン授業でも生徒たちの端末操作は慣れたものです。

写真はオンラインの授業風景です。
先生が画像を共有しており、表示された漢字の書き取りを行っているところです。

保護者が家で教えようとしても子どもたちはなかなか勉強しようとしないことが多いと思いますが、先生に教えてもらうとオンラインでもすんなりと勉強しますね。

オンラインとは言え、ほかのお友達の顔も見えるのでモチベーションが上がるようです。


2021年2月19日金曜日

チョコバナナづくり

 先日の授業日は2月14日、バレンタインデーでした。


3時間目は「家庭科」という事で、チョコバナナ作りを先生が企画してくれました。

  


とろとろに溶けたチョコレートがお鍋の中にたっぷり。


  

  
チョコレートをヘラですくって、バナナへかけます。






パラフィン紙にポタポタとたれるチョコ。早く固まらないかな~。






こんなにチョコが落っこちちゃった~。






さて味見だー、ペロ!

自分で作ったチョコはさぞ美味しかった事でしょう!
楽しい授業を準備してくださった先生、ありがとうございます。

ちなみにカンボジアのバレンタインデーは、チョコではなくバラなどのお花を男子から贈るのが主流のようです。
路上のあちこちで、1本づつラッピングした赤いバラが売られていました。

保護者K

2021年2月15日月曜日

アンコール時代の王様の沐浴池、スラスラン中央寺院へ課外学習!

 1月の終わりに幼稚部・小学部合同で、アンコール時代の人造貯水池「スラスラン中央寺院」へ、課外学習に行きました。


復元・再構築されたばかりのスラスラン中央寺院へ、お手製の小舟に乗って足を踏み入れるのは、大変貴重な経験で、子どもたちは興味津々。


「水の中にどうやって遺跡を立てたの?」

「この彫像は何をしているの?」

「再構築にどのくらい時間がかかるの?


という子どもたちの疑問に、上智大学アジア人材養成研究センターの三輪先生とアプサラ機構遺跡保存局Mao Sokny 氏が、丁寧に答えて下さいました。







教室とは異なる体験ができた子どもたちは、とても楽しんで学習に取り組んでいました。後日、課外学習での学びを一人一人、絵日記にまとめてふりかえりをしました。

実施にあたり、特別講師をして下さったお二人に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。






作成:教務主任 H

2021年1月31日日曜日

書初め

 例年は、新年会と一緒に行っていた書初めですが、今年度はコロナ休校の影響で変則的となり、先週の新年会(餅つき)と別に、3時間目の授業として、書初めを行いました。


高学年は漢字で、低学年はひらがなでお手本をもとに書きました。

そもそもカンボジアには習字教室もないですし、絵の具を使って絵を描く授業もそれほどないため、筆を使って文字を書く機会はほとんどありません。補習校で年に1回くらいです。
筆遣い、止め、はね、はらいなど、一通り先生に教わって練習してから、課題の字を練習しましたが、なかなか難しいようです。

でも最後にはみんな上手に書けました。
みんな楽しそうに習字をしていたのが印象的でした。

海外にいても、日本の文化を体験して覚えておいてほしいですね。





作成者:保護者S

新年会・餅つき

 カンボジアのお正月は4月ですし、日本のように寒くない(それでも年末年始の早朝は20℃を下回り、肌寒かったですが)ので、日本のようなお正月をなかなか感じられませんが、アンコール補習授業校では、日本のお正月文化を体験すべく餅つきを例年行っています。


今年は直前の12月に急遽コロナ休校となってしまい、いつ再開できるのかわからず心配しておりましたが、年末に政府から学校再開の許可が発令され、無事新年2回目の授業日に餅つきを行うことができました。

子供たちは、2限目までは授業を行い、親たちはそれぞれ餅つきの準備を行います。

そして3時間目は、子供たちを中心に餅つき。
今年度は、ボールや小さな木臼を使って餅つきをしました。

小さい子たちも頑張って餅つきをしました。

つきあがったお餅を丸めて完成。

あんこやきな粉、お雑煮などにして楽しく食べれらした。

自分たちで作ったお餅はおいしかったかな?




作成者:保護者S



2021年1月4日月曜日

3学期の始まり・日本から新しい図書と教材

 明けましておめでとうございます。


アンコール補習授業校は、3学期が始まりました。
マスクと消毒は必須ですが、また校舎が使えるようになり対面で授業ができるのはありがたい事です。

そして、日本政府からの援助物品が届いていました!
現在のコロナ渦の状況で、この援助物品の配送に関わっていただいた全ての方達に感謝します

さっそく箱を開け、新しい図書や教材に保管番号を書いたシール貼りを、保護者達でしました。






理科実験材料である「風やゴムのはたらき」を調べるプロペラカーは、早速3時間目の理科の時間に使用。
補習校はなぜか圧倒的に男子が多いのですが、皆プロペラカーに夢中になっていました。















カンボジアは12月~1月が最も涼しい時期で、午前中は23~28℃くらいでしたでしょうか。
木漏れ日の気持ち良い校庭でした。


保護者K