2010年10月24日日曜日

音楽の授業

今日の小学部の3時間目は音楽でした。

次回の日本人会主催の盆踊り大会で合唱する歌を授業で練習しました。
「ありがとう」という題名の歌です。

最初、子供たちは確かに元気いっぱい歌っていましたが、何だか変な感じです。

2曲ほど続けて歌った後、先生が静かに聞きました。
「この歌はいつ歌いますか?」 「盆踊り大会!!」
「そうですね。じゃあ、ありがとうは誰に言いますか?」
「???」質問の意味が分からないのか、答えが続きません。

先生から「例えば、お母さんに言うよね?」と答えを促すと、質問の意味が分かったのか
「お父さん!」「友達!」等と答えが飛び出します。
「そうだよね。じゃあ、“ありがとう”って言うとき、どんな風に言うの?
大声で叫びながら言う?優しく気持ちを込めて言う?」
子供達はハッと気付かされたような顔をしていました。

その後、もう一度歌うと・・・
さっきはがなりたてるように大声で歌っていた歌声が、急に優しい歌声に早変わり・・・
気持ちを歌詞に乗せて、感情を込めて歌う事が大切なんだとみんな分かったようです。
みんな誰の事を思いながら歌っていたのかな?


あと2週間、本番が楽しみになってきました。

歌だけではありません。舞台の上では礼もきちっとしなければ!!


みんなの晴れの舞台が成功しますように。
(保護者T)